近所の飲み屋で一緒になった老人が、最近の若者、中年層の現役世代、政治について、今の日本のだらしなさを嘆いていた。初めは、フンフン聞いていたが、だんだん可笑しくなってきた。
お嘆きのこんな日本にしたのは、昔からの大人の責任部分も大きい(選挙権を行使できる時間に比例)。
今の政治の劣化にも財政の悪化にも責任の一端があるという自覚がないのが、今の世代間対立の根本原因なんだがなぁ(容易に解けない対立だ)。高齢化が進むとバランスの正しい民主主義は実現できなくなるのだ。
経済対応策が戦後の産業育成金融の枠組みでしか語れないのは仕方ないけど、棒銀しか指せない将棋指しがずっと勝ち続けることは所詮無理。
ニートだの何だの若者は、働かざるもの食うべからずだ。まではまぁ良かったが、そういうやつらは軍隊に入れろとか、なんだとか。良く聞けば、昭和1×年生まれだと・・・、軍隊行った事ないじゃん。どこぞの会社で偉かったと言っておられたが、・・・・。
今は、一秒でも早く生まれたほうが得なのが、日本。せめて次の世代に対して偉そうなことは言わずに、黙って給付を受けて、口を拭っていてもらった方がより建設的だ。
いずれにせよ、自分も年をとる、無明であってはいけないが・・・、これまでの来し方を超越した智慧などはあるわけもなし、言いたいことを言ってすっきりしたほうが、楽だ。若者に馬鹿にされたっていいや。
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