西城秀樹さんが亡くなった今年、そういえば、ちょっと前まで新御三家って言っていたなぁ、などと思いだす。
前の御三家は、西郷輝彦さんと舟木一夫さんと橋幸夫さん、いや本当の御三家は、紀州、尾張、水戸の徳川氏で、御三卿というのもあった。美空ひばりさんらの三人娘っていうのもあったな。
我々日本人はマジックナンバー3が大好きだ。
三鷹では、戦後の鉄道三大事件の三鷹事件があり、下山事件で亡くなった下山総裁が最後に目撃されたのが三越前だったとか、3繋がりが話題になった。
終業後は、速攻で日比谷TOHOのシャンテで、映画を鑑賞。
ヤードバーズ出身の3大ギタリストにして、氏より育ちのブルース・ギターの神の自伝的ドキュメンタリー ”ERIC CLAPTON Life in 12bars"(邦題「エリック・クラプトン 12小節の人生」)。
彼の幼少期の母からの酷い仕打ち、ドラッグやアルコールへの依存、女性関係など、結構ストレートに描写されている。クリームの鬼気迫る演奏、パティ・ボイドの可愛らしさ、B.B.キング、ジミ・ヘンドリクスやデュアン・オールマンなどのギタリスト仲間、息子コナーの事故死、依存症からの脱却、皆が絡み合ったなんとも壮絶な人生。
彼に音楽の才能があったからこその運命なんだろうな。
この映画は、なんだかクラプトンの遺言のようにも思えたが、死に支度はまだまだ早すぎるよ。と、自分は言いたい。
セコメントをする