久々に週末に天気が良いので、クロスバイクで近所をポタリング、お供はGRU。
善福寺公園辺り、早稲田通り近辺を流そうと思っていたが、以前訪れた井草八幡宮の近辺に今川家の菩提寺、観泉寺があることを思い出し、参詣。
この禅寺のあたりは、今川という町名で、桶狭間の戦で敗死した今川義元の子、氏真以降の累代が、江戸幕府では、高家として重要な幕臣として活躍、知行地として与えられていたことから、その名があるという。
最近、NHKの歴史番組でも、氏真夫妻が採りあげられ、乱世を切り結ぶ武士としての腕っぷしには恵まれなかったが、何とか生き残り、平和な時代になってからの優れた文民官僚として、大活躍をした今川氏について、その再評価がされている。
生き残ってこそ、浮かぶ瀬もあるのだ。そして、教養はとても大切だ。
当の観泉寺についてみると、その広大な敷地に驚く、境内も見事に整備され、美しい苔で覆われた庭園、竹林、鐘楼など、素晴らしく立派な寺院。
氏真以降の累代の墓も供花があり、手入れが行き届いており、手を合わせる。
累代最後の方と思われる墓石には、明治の年代が刻まれ、若年寄の職名もあったが、断絶してしまったのだろうか。
帰路は、善福寺公園を経由して、帰投。
途中後ろから追い抜いて左折してきた福祉車両に挟まれそうになるが、何とか止まりきって、怪我はしないで済んだ。
老人施設の福祉車両は、周りに目配りができていない運転手が多い気がする。
それなりに高齢なのだろう。おそらく左折で巻き込みかかっているという認識すらなかったはずだ(ものすごい速度で走り去っていったし・・・絶対に気がついていない)。
【最近の読書、映画の覚え】
・平井和正著「人狼地獄」
・映画 「散歩する侵略者」
長澤まさみさん、松田龍平くんはいつも芸風でいいんだけど・・・。
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