山行計画を実行する(3)。
2019-08-11


  山中3日目は、朝食を済ませ、5時半小屋発。烏帽子岳の稜線を南下し、小河内岳まで行ってピストンする夏山の醍醐味の稜線プロムナード。
 昨日と同じく、山小屋にザックをデポ(この小屋はデポ代200円が要る)して、軽荷のアタックザックでスタート。途中何か所か崩壊地のトラバースがあるので、ここは慎重に通過して進む。

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 天気は快晴、昨日よりも風が強い分、霞が少なく、展望は昨日を上回る絶好のコンディション。

 二人とも体調は絶好調で、予定時刻を30分以上上回るハイペースで、最初のピーク烏帽子岳(2,776m)を通過。更にアップダウンしながら前小河内岳(2,784m)も想定より早く通過し、目標の小河内岳(2,802m)には、当初想定比1時間早く到着。

 途中、咲き誇る高山植物や稜線から見える南アルプスの峰々、中央アルプスや御嶽山の展望が素晴らしく、二人ともハイテンション。

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 天気が良く見通しが良いと、縦走する稜線が手に取るように見えて、素晴らしい。前小河内岳から小河内岳に至る稜線の道の美しさ、小河内岳からの360度の展望といい、文句のつけようのない素晴らしさ。昨日登ったばかりの塩見岳もダースベイダーの兜のような形が美しい。小河内岳避難小屋は改修中、こんな高所で毎日作業してる人たちには頭が下がる(飲み物等は販売中)。

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 稼いだ時間でたっぷり展望を山頂で満喫して、小河内岳から下山開始。

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 途中烏帽子岳山頂で、最後に展望を堪能して、三伏の水場で汗を拭き、小屋でデポしていたザックを回収して下山開始(11時)。

 帰りのバスは、1日2本、朝9:20の次は鳥倉登山口14:25発を逃すとアウトなのだが、残り時間3時間半もあると流石に時間を持て余す計算になるため、登山口の少し上の涼しいところでゆっくり昼食。
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 小屋の弁当を頂き(またしても稲荷ずし!)、たっぷりお茶に時間を掛けて降りる。
 それでもバス停には30分以上前に到着。登山口に自転車をおいて駐車場に下る女のコを見送り、木陰で水を飲みながらバスを待つ。

 バスに乗ったのは、我々の他は、3名。伊那バスが不採算を理由にバスの運行を止めたら困るなぁと思いつつ、伊那大島駅に16時頃到着。16時半頃の飯田線に乗り、予約した温泉付きのホテルのある上諏訪についたのは19時前。

 ホテルで温泉に浸かり、市内の赤とんぼ(コスパ&味良し)という地元の居酒屋で打ち上げて企画終了。

 二人とも久しぶりに山をたっぷりと堪能して、大満足の山旅だった。

 しかし、よく歩いた(3日で多分40キロ近く)。昨年編笠の為体からしたら、自信になった。

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