下山後は、行きの登山バスに乗車して金沢方面へ。
鶴来町で下車して、投宿先のさわだ旅館まで歩く。下界は夏が完全に戻ってきて、照り付ける太陽に参る。早く湯につからなければ…。
さわだ旅館は、如何にも金沢〜なそして掃除の行き届いた気持ちの良い宿、女将が活けたと思しき花が至る処にある。
早速、お湯につかり、冷えたビールで乾杯し、暫し寛ぐ。
夕食は加賀料理、2日間を振り返りつつ、地酒を飲みながら、美味しい料理を楽しむ。さすがに疲労の為、深酒はできず、虫の音の中、あっという間に寝落ち。
翌朝は、朝風呂を浴びて、6時前から近所の散策。
宿から往復30分位の距離にある白山比盗_社本宮を目指す。鶴来には昨夜頂いた菊姫酒造があり、旧本社と思しき、古い建物を横目に手取川上流方面へ。この辺りは、古い街道跡が残っていて、味噌や麹、木工の古い店が立ち並ぶ。
白山比盗_社本宮は立派なお社、全国の白山神社の総本社。頂上の奥宮にお参りしていたので、無事の登山を感謝し、手を合わせる。静寂な雰囲気を期待していたのに、落ち葉掃きのブロワーの音が煩くて残念だった。
白山比盗_社をあとにすると、鶴来の地名の由来でもある金劔宮という歴史ある神社へ参拝。さわだ旅館の女将さんお勧めのパワースポットらしい。お社はどれも綺麗に手入れされており、こちらの神社も地元の方の尊崇を集めているのが分かる。
右上から時計回りに廃線後の北鉄の駅舎(加賀一の宮駅)、
よく揺れた北鉄、菊姫酒造の古い建物、金劔宮にある歴史ある井戸。
参拝後は、宿に戻り、これまたしこたま美味しい朝食を頂いて、9時を目途にチェックアウト。
さわだ旅館とても良かった。
金沢観光は前回やっていたので、天気も怪しくなっていたことから、新幹線の時間を繰り上げて、さっさと帰投する。かがやきはホントに速い。
充実した山行となった。同行のT氏に感謝。
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